
『三国志のことわざ』 今回の諺(ことわざ)は、『鶏肋(けいろく)』です。 意味は、「鶏のあばら骨。大して役に立たないが捨てるに惜しいもの」(広辞苑) 《意味の補足》 「鶏肋(けいろく)」とは、鳥の肋骨のことです。食べるにもたいして肉がついていないので腹の足しにはならないが、多少は肉がついているので捨てるには惜しい。要するに、大して役に立たないのに、捨てるに捨てられないものの意となります。 《使用の注意》 この「鶏肋」という諺は、あまりいい意味で使用するものではありません。人物評価としてこの諺を...