『三国志のことわざ』 今回の諺(ことわざ)は、『鶏肋(けいろく)』です。 意味は、「鶏のあばら骨。大して役に立たないが捨てるに惜しいもの」(広辞苑) 《意味の補足》 「鶏肋(けいろく)」とは、鳥の肋骨のことです。食べるにもたいして肉がついていないので腹の足しにはならないが、多少は肉がついているので捨てるには惜しい。要するに、大して役に立たないのに、捨てるに捨てられないものの意となります。 《使用の注意》 この「鶏肋」という諺は、あまりいい意味で使用するものではありません。人物評価としてこの諺を...
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- 2023 5月
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『曹操と楊修。出しゃばりと非情さ』 前回は、漢中攻防戦の話をしました。今回は、漢中攻防戦における曹操と楊修の話をしてみたいと思います。 【ことわざとなった『鶏肋』のエピソード】 話を少し戻します。劉備と曹操が漢中を巡って戦っているときのことです。すでに陽平関を奪われ定軍山で夏侯淵が討たれてしまい、曹操軍が劣勢となっていたときのことです。 陣で食事を取る曹操に鶏料理が運ばれてきました。曹操は、鶏肉の中に混じっているあばら骨を見て、ふと、こう漏らします。 「鶏肋は食べようとしても肉はない。し...
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